裏★汁　～わくわく汁第4章～

辛くて悲しい・・・
そんな事も実感できないまま、慌ただしかった1週間が終わりました

あなたが居なくなってしまった事に未だに実感がなく
受け入れられない2人が居ます
周りのみんなもそうだと思う・・・

いつも自分のことより周りの皆のことばかり優先的に考えていた人でした
「皆が楽しければ俺はそれでいいよ」そんなことをいつも言う人でした

表層の釣りが上手く出来なくて悩んでいた私に
「よし！一緒に加賀で練習しよう」っと優しく言ってくれたこと
あの日はとても暑い日で、体調もあまり良くないのに一緒に1号池を1周回ってくれたよね

「お前らはホントにバカだなぁ～」「でも一緒に居ると楽しいよ」
そう言って笑ってくれたことが昨日の事のように思い出されます

やすが突然、夜中に悩みを相談しに行った時も
親身になって相談に乗ってくれたって後から聞きました

とにかく叱られることが多くてダメな弟分＆妹分でした
そんな2人なのに最後まで私たちの心配をしてたって聞きました
約束を守れなかったことが今でも悔やまれて仕方ないです

あなたに教えて貰った事はたくさんあり過ぎてココには書ききれません
今の私たちが「楽しい釣り」が出来るのも、あなたに出会えていたからだと思います
「お前らの釣りの楽しみ方は俺らと同じなんだよ～」って言ってくれたよね？
それからあの仲間に加えて貰い、一緒に釣りに行く事が増えて・・・
もっともっと一緒にいろんな所へ行きたかったなぁ～

初めて言葉を交わしたのは柿田だったよね？
あの日の事は今でも鮮明に覚えているよ
たった一言「お疲れ様でした」って声を掛けてくれたこと
あの時のあなたの顔もはっきりと思い出せます

丸天でおばちゃんたちが「まかない」を食べ始めているのに
柿田へ戻らずにず～っと話をしていた日のこと

「えん」での飲み会の時はホントに困ったんだよ～
でも次に日に私の元へ一目散に飛んできて「masa、本当にゴメンっ」って言うもんだから
笑って許しちゃったよ

ホントにいっぱい叱られたなぁ・・・
昔のHPでの釣行記ではUPする度にダメだしの電話が何回掛かって来たことか・・・（苦笑）
それもみんな、私たちのこと周りのみんなの事を考えての事だったって
ちゃんとわかっているからね

今年の東山のトラキンの時も私たちを叱った後に
「ちょっと言い過ぎちゃったかな」って後で言ってたって聞いたよ
あれは悪いのは私たち2人だから気にしないで良いのにさ・・・

やすに対してはとにかく厳しかったね
でも、やすもちゃんとわかっているから大丈夫だよ
あなたが本当にやすの気持ちをわかっていたからそう接していたんだよね？
それはやすもわかっているから・・・・
最後にあなたと約束し直したって言ってたから今度は大丈夫だと思うよ！
だから心配しないで下さいね

私は・・・私はいっぱい可愛がって貰ったなぁ・・・
こんな生意気で素直じゃない私なのにいつも優しく接してくれたよね
「やすは来なくていいから、masaは俺と一緒に釣りしような～」って
いつも笑って言ってたよね

また何十年後かに会った時は笑いながら同じことを言うんだろうね
それと「お前らは相変わらずホントにバカだなぁ～」ってセリフも言われるんだよね！きっと！

辛くて悲しい日がこんなに早く来るとは思ってもいませんでした
でも、1番悔しいのはあなただと思う
苦しくて辛い思いもいっぱいしたと思う
何もしてあげられなくて本当にゴメンなさい・・・

あなたが教えてくれたこと
釣りの技術だけじゃなく「楽しい釣り」「笑顔が絶えない釣り」を忘れないで
いつまでも続けていくからね

今はまだ笑って釣りをするのはちょっと無理かな・・・
それでもあなたが残してくれた「仲間」は私たち2人にとっても
かけがえのない存在です

少し時間がかかるかもしれないけど、また皆で笑いながら釣りをするから！
その時は絶対に一緒に来て下さいね！
あなたの好きだったビールを用意して釣り場で待っています

だから、さよならは言いません・・・
また絶対に一緒に釣りが出来る日が来るから・・・
その時までゆっくり休んでください・・・

本当に、本当にお疲れ様でした・・・
そして沢山の優しさと笑顔をありがとう・・・・